タロットの魔術師を知る

タロットの魔術師は何を表す?
魔術師は、大アルカナの2枚目で、番号はI(1)です。やりたいことに取りかかるための道具は、もうそろっている。そんなカードです。
私のお気に入りの一枚です。伝えてくれることが、とてもシンプルなんです。必要なものは、もう持っている。さあ、それを使ってみよう!
やりたいことを、何度も先延ばしにした経験はありませんか。まだ経験が足りないと思ったり、完璧なタイミングを待ったり。でも、その完璧なときって、いったいいつ来るのでしょう?
魔術師は、すでに持っているものに目を向けるきっかけになります。時間をかけて身につけた力、出会った人たち、積み重ねた経験。ときには、もう何かを足す必要はありません。始めてみるだけでいいんです。
カードを引く魔術師に描かれたシンボル

スキャン:Saskia Jansen · Wikimedia Commons
伝統的な絵柄では、魔術師は4つの道具が並ぶテーブルの後ろに立っています。杖、杯、剣、ペンタクル。小アルカナの4つのスートを表します。
それぞれが違う力の象徴です。ワンドは野心、カップは感情、ソードは知性、ペンタクルは現実的な生活の面。魔術師の前には、全部あります。そこが、このカードのいいところです。必要なものは、すでにテーブルの上で、使われるのを待っています。
伝統的な絵では、片手が空を、もう片方が地面を指しています。考えを形にする、という意味です。頭上には、限りない可能性と結びつく無限大の記号もあります。
どれだけ道具を持っていても、使わなければ始まらない。つまり、動いてみよう、ということです!
恋愛で魔術師を引いたら?
恋愛で魔術師を引くのは、うれしいことかもしれません。自分の恋愛に向き合うためのものは、もう持っていると思い出させてくれるカードです。
しばらく恋人がいなくて、また誰かと出会う前に、何かを変えなきゃと思っているのかもしれません。体を引き締めたり、もっとおもしろい人になったり。でも、本当に必要でしょうか。魔術師は、今の自分でも十分だと気づくきっかけになるかもしれません!
付き合っている人がいるなら、自分がすでにその関係に持ち込んでいるものを考えてみてください。何年も一緒にいて、相手が喜ぶことをよく知っているかもしれません。いつも大きなロマンチックな演出が必要なわけではありません。知っていることを使うだけでいいときもあります。


カードの組み合わせも楽しいものです。「意識したいこと」に魔術師、「今の状況」に女帝が出たとします。女帝は、育てることや成長を表します。すでに、愛情のあるしっかりした関係を築いているのかもしれません。魔術師と合わせると、次の段階に進むためのものは、もうそろっているという見方ができます!
カードを引く魔術師が仕事について伝えること
仕事では、ちょっと頼もしいカードです。力を発揮するために必要なものは、もうある。魔術師は、そう思い出させてくれます。
これまで作ってきたものを見てみましょう。必要な道具は、もう持っています。もちろん、何もかも知っているわけではないでしょう。でも、全部知っている人なんているでしょうか?


「今の状況」にペンタクルの8、「意識したいこと」に魔術師が出たとします。ペンタクルの8は、努力や技術を磨くことを表します。時間をかけて学び、できることを増やしてきたのかもしれません。
そこで魔術師が「必要なものはある。やってみよう」と声をかけます。昇進の希望を伝えるときなのかもしれません。新しい仕事に応募したり、ずっと考えていた事業を始めたりすることかもしれません。
もちろん「避けたいこと」に出たなら、ひとりでできることを大きく見積もりすぎているのかもしれません。道具があるからといって、全部をひとりでやる必要はありません。その力を新しい学びに向けたり、助けを求めたりしてみてください!
無料でカードを引いてみよう
簡単です。ページ上部の「カードを引く」を押して、恋愛か仕事を選び、3枚のカードをめくってみてください。
魔術師が出るかもしれないし、まったく違うカードかもしれません。どちらでも、意味をゆっくり読み、自分の生活とどう重なるか考えてみましょう。
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